6 最初の一歩とその仲間たち その1
こんにちは。
スイカは割らずに切って食べようよ派の穴子です。切った方が皆に均等に行き渡るし。
さて、前回はセンター試験を中心に、国公立大学入試に必要な受験科目などをお話しました。
実のところ、勉強を開始したこの時点では、まだ受験する大学や学部についてはあまり考えていませんでした。
二次試験の受験科目についても考えなければならなかったのですが、兎にも角にもセンター対策に取り組まなければ、もう間に合わない。
とりあえず絶対に必要な科目があるのは確かなので、その勉強を始めてしまおうという作戦です。
今回は本格的に受験勉強を始めたころのお話をしようと思います。
読んでね~~~~。
【勉強のやり方の勉強】
突然ですがクイズです。
Q:さあ、受験勉強を始めよう!と思った時、
私が最初にしたことはなんでしょうか?
みなさんだったら一体何をしますか?
参考書を読んだり、授業や教科書の復習から始めるかもしれません。
ところが私は
「一体全体なにをしたらええんじゃ・・・。」
早速途方に暮れたわけです。
高校の授業なんて遠い記憶の片隅です。
1年生のころは真面目に受けていたものの、
その後の2年間はモンスターを狩っているか、
授業中に。本当にすみませんでした。
今の私には先生もいないし、教科書もほとんど捨ててしまいました。というかそもそもほとんど習っていない。
未履修。
受験勉強らしい受験勉強なんて初めてで、
わかんないことがわかんないくらいヤバい状態でした。
予備校に通ったりする時間もお金もなかったので、なんとか自分で頑張らないといけない。
どうしたものか。
しかし、そこは便利な時代、頼れるあいつがいます。
「大学受験 独学」で即検索
クイズの正解は「ググる」でした。
流石はなんでも知ってるみんなの先生、
インターネット。
出るわ出るわおすすめ参考書の数々。
出すぎて困るほど出てきました。
難易度や自分の得手不得手も考慮して、
最初に買った問題集は、数研出版の
『チャート式解法と演習 数学I+A』でした。
いわゆる黄チャートというやつです。
チャート研究所 数研出版『チャート式解法と演習
数学I+A』
国語や英語とは比にならないほど、数学に苦手意識を持っていた私は、とにかく数学を味方につけてしまいたかったのです。
【一番最初の参考書】
かなりメジャーなこの学習参考書(もちろん私は知りませんでしたが)は、レベル別になっていて、教科書レベルから入試問題レベルまでいろいろな種類があります。
白チャート、青チャート、赤チャート。
あと、緑もあったな。早口言葉みたいだな。
問題と解説がセットになっていて、とてもわかりやすい(と今なら思う)。
まずは範囲を一通りこなして苦手な単元を絞る。問題数はそれほどまでですが、繰り返し解くことで定着させる。そういった私の目的にはそこそこマッチしていました。
私は難易度的に中くらいの黄色いチャートにしました。
今振り返ると、最初の1冊がこれでよかったかもしれないな、と思います。
(もっとベストなのはいろいろあるかもしれないですが・・・。)
いろんな所に連れ回したのでボロボロです。
私の黄チャートちゃん。
IIBは未履修でしたが、IAはちゃんと履修していたし授業もでていたから、まあこれくらいならすぐにできてしまうだろうと高を括っていたのです。
が、
【そんなに甘くなかった】
「因数分解ってどうやるんだっけ」
「平方完成ってなんだっけ」
「こんな公式習ったっけ」
「というかまず足し算が危うい」
わからないことだらけ。
しかも、解説を読んでもいまいちピンとこない。
非常にまずい状況でした。
もうちょっと基礎的なところから始めるべきだったかな・・・。
まあ、でも、やるしかない!!
何もわからなかった私は、何もわからないなりに、
最初の一歩を踏み出したのでした。
今回はここまでです。
次回は使っていた教材について書いていきたいと思います。愛着があるので、紹介させてください。
何をどうすればいいかもわからなかった穴子が
もがく姿、とくとご覧あれ。
次回も読んでね~~~~。
最後までご高覧いただきありがとうございます。
パー