周回遅れの奮闘記

高校を卒業して4年。周回遅れの社会人が働きながら大学受験に挑戦しました。毎週月曜日更新が目標です。

20 お別れ

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こんにちは。

 

ゼロキロカロリーのガムシロップが未だに信じられない、穴子です。

なんでなん。なんであんなに甘いのにゼロキロカロリーなん。いつもありがとうございます。大変助かっております。

 

さて、前回やっとのことで進学する学部を教育学部に決めた穴子

学校の先生やるかどうかはまだわからないけど、とりあえず行ってみよう精神。

私は日々の受験勉強をしつつ、「教育」という分野に少しづつ興味を持ち始めていました。

 

※今回のお話、読む方によっては辛い内容を含むかもしれません。

元気な人、ぜひ読んでください。

元気がない人、無理せずよく寝て、ココアなど温かいものを飲んでください


私もなかなか思い出すのが辛いのですが、とても大事な出来事なので、かきまーす。

いいですか?

いきますね。

 


【突然の知らせ】

穴子が仕事を辞めて実家に引っ越す少し前の話…

 

フルタイムアルバイトをしながらの受験勉強という、今にもぶっちぎれそうな二足の草鞋を履いていた、10月初旬のある日。

バイトの昼休憩中、何気なくいじっていた携帯に、珍しく父親からLINEのメッセージが届きました。

 

「おじいちゃん亡くなった。」

 

父方の祖父が亡くなりました

長いこと病気と闘っていたおじいちゃん。

北海道に住んでいて、小学生の頃は夏休みの度に遊びに行っていろんなところに連れて行ってもらっていました。

 

とっくに退職していましたが、中学校の美術の先生をしていたおじいちゃん。

絵の描き方や、画材の使い方、色の使い方などいろいろなことを教えてくれました。

ありがとう。

もうその感謝の言葉を直接言うことはできないけれども。

 

大急ぎで上司に伝え、仕事を早退させてもらい、爆速で着替え、音速で北海道へ向かいました。

英単語帳と古語辞典と生物の教材を持っていったけど、全く手につきませんでした

 

【心残り】

家族だけの厳かなお葬式でした。

おじいちゃんとの思い出を語り合ったり、久しぶりに会った小さい従姉妹と遊んだり、おばあちゃんの今後の話をしたり、いろいろあったけど、あっという間でした。

 

ひとつ、私に心残りがあるとするなら、教師を目指すことを伝えられなかったこと

きっと応援してくれたと思います。

いや、やめておけっていったかな。

 

この時思ったことといえば、おじいちゃんにもっと教師として生きていくことについて聞いておけばよかったなぁということ。

私は学校が嫌いで、お勉強なんてできることならしたくない子どもだったので、先生になるなんて、今まで考えたこともなかった。

おじいちゃんはどんな先生だったのか、どんな生徒がいたのか、大変だったことは何か、どんなことが嬉しかったか、教師を続けてよかったと思えたか

聞いてみたいこと、たくさんあったなぁと思います。

 

私、今まで親族以外にもいろいろな人との別れを経験しましたが、いつもそう。

もう会えなくなってから、言いたいこと、聞きたいこと、やりたいこと、たくさん出てくるんですよね。

こればっかりはどうしようもないけど。

大切な人との今をもっと大事にしたいですよね。

 

何の話だっけ。

 

【気持ちの変化】

祖父が亡くなってしばらく経ち、また日常が帰ってきました。

朝起きて勉強し、支度をして勉強しながら通勤、働いて、勉強をしながら帰宅、勉強して就寝。

いつも通りなんだけど、明らかに気持ちが違っていました

 

おじいちゃんみたいな立派な人になりたい。

 

いつもおどけて私たちを笑わせてくれる一面もありながら、ダメなことはしっかり叱ってくれたおじいちゃんみたいになりたい。

教師としてのおじいちゃんは知らないけど、おじいちゃんにも誇れるような教師になりたい。

 

なりたいな→ならなくちゃ→絶対になってやる

 

何だかポケモンマスターみたいですけれども、教師になりたい気持ちがより一層強くなり、静かに闘志を燃やしている穴子でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

同じようなこと、呟いてたわ。

 

 

 

さて、今回はここまでです。

私の本気に火をつけてくれたおじいちゃんに感謝です。

 

あ、最後になるのですが、

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私のおじいちゃん、かっこよくない!?

惚れそう。大好き〜!!!!

 

というわけで、

最後までご高覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チョキ