28 センター試験終了
こんにちは。
新しい靴を履いた日に限って雨が降り出す穴子です。ウッウッ…
どんな感じなのでしょうか。
早速見てみましょう。
【センター試験を終えて】
燃え尽きました。
真っ白に。
もうね。大変でしたね。心が。
前回お話しした通り、得意科目のはずの英語で大失敗をしてしまった穴子。
自己採点なんかしなくても、もうダメな感覚がわかっていました。
受験勉強を始めてすぐに解いた時の次くらいには感触が悪かったです。
今まで解いた過去問のどれよりもできた感が薄い。
試験本番とは恐ろしいものです。
自分のもっている力を100%出し切ることができなくて悔しい。今までやってきたことを棒に振った気がして悲しい。これからどうしていいのか不安。
でも同じ受験生の妹に影響を及ぼしてはいけない。
100追い討ちをかけてくる親にもこの感情を悟られてはいけない。
色々な感情がぐちゃぐちゃになって完全に抜け殻になっていました。
そんな中でも、やっぱりやらなくちゃいけないこと
それは…
【恐怖の自己採点】
自己採点。
国公立大の二次試験も控えている穴子。
クヨクヨはしていられません。現実を見なくては。
国公立大学の二次試験は前期と後期があり、面接試験、論文試験、筆記試験がそれぞれの大学ごとに設定されています。
センター試験の結果で篩にかけられた後に、二次試験の点数によって最終的な合否が決まります。
なので、可能性を測るためにも自己採点をしなければならないところまできていました。
正直、この時点ではもうダメだと思っていたので、すごく嫌でした。
すごく嫌だったけど。
いざ…!!
しました。自己採点。
手がもう震えちゃって。英語とか、数学とか、いろんな感情がごちゃごちゃになって涙と鼻水でぐちゃぐちゃになりながらの自己採点でした。
すごくゆっくり時間をかけて、なんとか終えたのを覚えています。
気になる点数ですが、ちょっとしんどい思い出過ぎて燃やしてしまったらしく、どこにも残っていなかったのでニュアンスでお伝えしますね。
日本史B △
公民 ◎
国語 ◎◎
英語 ××××××××
数学IA ◎◎
数学IIB △
生物 ◎◎◎
英語のやっぱりね。感は否めないものの、
その他は大健闘でした。
意外と取れていなかった日本史をカバーできる公民科目の高得点。
漢文こそ奮わなかったものの、現代文は満点だった国語。
冷静に数処理ができ、苦手科目の割に足を引っ張らなかった数学。
やはり得意分野、実は100点換算で一番いい点数をとった生物。
しかしながら…
リスニングは満点だったものの、あとがもうどうにもこうにもだった英語。
あぁ。これじゃあなぁ。
本当に英語が…落第点……という感じでした。
でも、ここまでできた。
勉強のやり方から勉強するような状態だったのに。
働きながら、ボロボロになりながら、毎日毎日勉強してここまでくることができた。
数学IIBなんてすごいぞ。最初は何にもできなかったのに。
本当に頑張ったよ。
でもなぁ…
やっぱりダメだったなぁ。
【絶望の3日間】
センター試験が終わり、自己採点をなんとか終えた私は、寝込みました。
比喩でもなんでもなく、間違いなく人生で一番頑張った一年半。
これだけ、こんなに頑張っても、
こんなもんなんだな、私。
悔しくて、悲しくて、情けなくて。
自分の全力、100%を出し切っても、夢のスタートラインにも立たせてもらえない。立つことができない。
こんだけ頑張ってダメだということは、もうこの先何やってもダメだ。
私の良くない考え方です。
でもこの三日間はただ泣いていることしかできませんでした。
もう妹に遣う気とかもなかったです。ごめんね。
ごめんね、こんな姉ちゃんで。
三日目の終わり、ようやく起き上がることができた穴子。冬季講習でお世話になった個別指導塾に面談にいきました。すごく嫌だったけど、めちゃくちゃ頑張っていきました。
謝りに行こうと思って。
【塾長と面談】
目を真っ赤に腫らしてきた私をみて、塾長さんは察してくれました。
とてもあたたかいお言葉をかけてくださり…
穴子はそれでまた泣くのでした。
塾長さんはセンター試験の自己採点結果をみると、
こちらをまっすぐ見ていいました。
「二次試験、受けてみては?」
確かに英語がこの点数では、合格は厳しいかもしれない。
でも、志望大の二次試験は小論文と面接。
社会人経験のある穴子さんなら、十分にやってみる価値はあると思いますよ。
もちろん受験料もかかりますから、無理にとは言いませんが、せっかくここまできたのだから、悔いのないようにやってみたらどうですか?
その時点ではどん底にいた穴子。とても二次試験に向けて頑張れる気持ちではなかったのですが、冬季講習中、ずっとそばで見ていてくれた人にそう言われると、もうひと頑張りしてみようかと思えました。
あと、もう一つ。
「私立大学も視野に入れてみてはいかがでしょうか。」
せっかくここまで頑張って、教育に携わりたいと夢をもったのであれば、大学に進学するという選択肢自体をなくしてしまうのは勿体無いと私は思います。
私立か。考えたことなかったな。
国公立大に入れなかったら、進学自体諦めようと思っていました。
でも、勉強するなかで気付いた私のやりたいこと。
せっかく見つけた夢をここで手放すのは、確かにもったいない。気がする。
今年入学したとして…卒業するのはもう27歳になる年…
ラストチャンスだと思って臨んだ試験。
私立って、いくらくらいするんだろう…学費…
というか、今からでも出願できるのかな…
涙を拭い、桜がかいてあるキットカットを1つもらって帰宅しました。
【調べろ調べろ調べろ〜〜〜!!】
家に帰った穴子は早速、出願可能な私立大学を調べまくりました。
今思えばめちゃめちゃ塾長さんに言われたことにそのまんま乗っかった形ですけど、多分当時の自分はすごく弱っていて、自分が進む方向のヒントをもらえただけでそこに突っ走ることしかできなかったんだと思います。
結果的にはそれで良かったな〜って思えているので、無問題です。
塾長さんにも感謝〜〜✨🙏
正直、国公立二次試験に関してはこの時点で記念受験の感覚でした。
本当は諦めたくない気持ちもあるのですが、それより夢を叶えられる可能性が高い行動をとろうと思って。
英語大コケのクヨクヨはもうどこかへ行ってしまいました。
というか、クヨクヨしている場合じゃない。
センター試験が終わり、三日間も経ってしまっているため、もう出願できる大学自体が限られているのです。リミットスレスレだったんです。
教員免許が取れて、まだ出願できて、通える大学…
教員免許が取れて、まだ出願できて、通える大学…
教員免許が取れて、まだ出願できて、通える大学…
あった!!!
ありました。1校だけ。
今思うと本当に不思議なんですけど、センター試験が終わって三日も経つのに、まだセンター試験利用入試の受付をしているなんて…!!
ちょっと変わっていますね…笑
でも構わない。
とりあえず出願だぁあ〜〜!!!
超不安でしたけどね。主に金銭的な意味で。
穴子の当時のお財布事情としては、超絶ブラック飲食で残業代をボコボコ稼いでいた頃の蓄えがほんの少しだけ残っているといった様子でした。
入学金と一年次前期分の学費と教科書代を捻出できるのがやっとかなという状況でしたので。
どうなるのかな〜〜???
今回はここまでです。
国公立大の二次試験受験を決めた穴子。
そして、私立大進学も視野に入れた穴子。
穴子の挑戦(主に金銭的な意味で)は続く!
最後までご高覧いただきありがとうございます。
チョキ