11 勝手にジェネレーションギャップ その1
こんにちは。
最近行く先々で蛍光灯や電球が切れる、穴子です。
多分そういう能力に目覚めたんだと思います。
さて今回は現役周回遅れである私が特に苦労した、現役生とのギャップについてお話ししたいと思います。
4年という歳月の重みを全身で受け止めた穴子の葛藤、とくとご覧あれです〜!!!
【現役生とのギャップ】
まあ、一声に現役生とのギャップと申しましても、色々あるわけで…。
皆さんはいかがでしょうか。
4年前の自分と違うところ、ありますでしょうか。ありますよね、たくさん。(誘導尋問)
外見、内面の老いはもちろんのこと、
何かに対する考え方までガラッと変わった(変わってしまった)なんて方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。いますよねっ??!?!?
ねっ!!?
私の4年間は、18歳から22歳までの若パワーが大炸裂した4年間でしたので、それはそれは、180度。
180度まで行かなくても、確実に90度以上は考え方が変わりました。鈍角。まじ鈍角。
はじめての1人暮らし、専門学校、厨房の人と馬が合わなくて秒で辞めたアルバイト、歴史に残るレベルの破局…仕事で体を壊したり、社会に絶望したりと、おかげさまで盛りだくさんな4年間を過ごしました。
そのどれもが私の経験であり、財産であると言えます。
確かに遠回りはしたかもしれませんが、げちゃげちゃに濃ゆいエクスペリエンスのどれもが今の私の一部になっていて、超良かったなぁーと思っています。(語彙力)
で、まあ、それはそれでいいんですが、何が言いたいかって、
高校でやったお勉強なんて、
ひとっつも覚えてないよってこと。
ちょっとね〜、濃すぎて。4年間が。
脳がロケット鉛筆なもんで、押し出しまくった記憶はファーラウェイなんですよねー。
お勉強面で苦労したことは、前回までも、おそらく今後もお話しすることだと思いますので、今回はそれ以外の部分にフォーカスしていきたいと思います。
めっちゃどうでもいいんですけど、
なんか私今回めっちゃ横文字使ってません?
ルーかな?
【習ってない!じゃ済まされない!】
わかってはいたけど、そのつもりでいたけど、学習指導要領改訂…恨めしいな…
— 武者小路穴子 (@anagochanDX) 2018年2月18日
そうなんです。学習指導要領の改訂。
これ、案外厄介なんです。
あまり馴染みのない方のためにさらっとご説明いたしますと、この学習指導要領というのは、どこの学校でも一定の水準が保てるように文部科学省が告示する教育課程(カリキュラム)の基準です。だそうです。はい。
わかりやすく言えば、小学◯年生ではこれを教えてね、高校◯年生ではこういうことやってね、ということが学校や先生達に向けて決められているもので、その学年や教科で達成すべき学習目標とかもいろいろと書いてあります。
これをもとにして、教科書や参考書、もちろん入学試験問題なんかも作られていくわけです。
最近は約十年に一度の周期で改訂されるようなんですが、流石はアンラッキーガール・穴子。
授業寝てた〜とかじゃなくて、
ガチで習ってない範囲が出てきちゃったんですよ〜。
私の時は、数学IIでやっていた範囲を数学Aで教えるようになるよ〜などという可愛らしいものだったんですが、見知ったつもりの科目の中に、サラッとはじめましての単元が増えているっていうのは、なかなかにしんどかったですね。
まあ、数IIも数Bもどっちみちやらなきゃいけないんですけど〜!!
(^o^)/(^o^)/(^o^)/(^o^)/(^o^)/
これ、私みたいに4年も空いてたら…って思いますけど、現役生にもいえることなんですよ。
「今年合格できなかったら、
来年は習ってないところが試験範囲になる…」
これ、本当に大変ですよね。
大きなプレッシャーにもなりますし、実際にそうなってしまったら、独学必至なわけですよ。
「予備校に通えばいいじゃん」と思うかもしれないですが、予備校に1年通うのにいくらかかるかご存知ですか…私が調べた時はびっくりして麦茶をこぼしました…。
学習指導要領は社会の変化に合わせて、学校での指導も変化するべきという考えのもと改定されるようです。
まあ、それはそう。そうなんだけど。
実際に板挟み状態の受験生に、他年度生とは違う謎の重圧がかかってしまうのは、なんとかならないかなぁなんて思ったりもします。
【また来年、とはいかない】
これは余談ですが、今年度(2020年1月)の実施を最後にセンター試験はなくなり、大学入学共通テストというのが始まります。第5回辺りでチロっと触れましたけど。
特に今年度(2019年度)の高校3年生は
「今年合格を逃すと、試験制度自体が変わってしまう」という瀬戸際に立たされています。
センター試験に照準を合わせて突っ走ってきたのに、そこから先はぶっつけ本番なんてこともあり得ます。
プレテストなどが行われたとしても、その対象にならなかった浪人生はどうなるのでしょうか。新試験への移行はあくまで『段階的に』行われているといっても、やっぱり例外になってしまうのでしょうか。それが精一杯努力した結果であっても??
私だったら、そりゃあないぜって言っちゃう。
来年度からの試験の出題形式や、それを意識して今年度のセンターも少し変わるんじゃないか、なんて今の時点でも曖昧な情報が飛び交っています。
私見ですが、各家庭の経済状況に左右されてしまう点、基準が曖昧な点など、まだまだ検討すべき点が多いように感じます。
なんだか、こっちまで不安になっちゃいますよね。
たとえ試験範囲が完璧にできていても、入試ってそれだけじゃなくて、問題での問われ方だったり、時間配分だったり、対策しなくちゃいけないことが鬼盛りなんですよね。
私達はそういったことを「過去問を解きまくる」ことで身につけていったわけですが、今回ばかりはそうもいかない。だって過去問がないから。
これから少しずつ情報が公開されていって、新体制が始まって、それが新たなスタンダードになる日も来るのでしょうが、やっぱりその境目の人たちはものすごく大変だよね、と思います。
いくつかの大学は新テストを批准しない旨を表明しているようですが、受験生の方々の負担が増えそうで、周回遅れの私はとっても心配です。
勝手に心配しています。
さてさて余談が過ぎました。
まだ話したいギャップがいっぱいあったんですが、
次回にしておきます。
なんだか難しい話ばかりで疲れちゃいましたね。
そんなことないですか?
私は疲れちゃいました。
あ、今回参考にした文科省のページを貼っておきます。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/idea/index.htm
寝る前に子どもに読み聞かせるのにうってつけですよ。
今回はここまでです。
最後までご高覧いただきありがとうございます。
グー