14 だだだ、大事件 その1
こんにちは。
裏返っている蝉が急にジジジジジジってなる現象(通称セミファイナル)にビビりまくっている穴子です。怖いよね、あれ。
さて今回は、受験の話は一旦置いておいて
ちょっと別のお話をしようかな、なんて思っています。
実は先日、このブログの読者様からこんなダイレクトメッセージをいただきました。
第2回に書いてある、ある事件ってどんな事件ですか?
たぶん、これのことです↓
嘘です、ちゃんと聞きました。これのことです。
男の子にも負けないくらい活発な女の子だったが、小学校3年生の時に起こったある事件がきっかけで劇的にネガティヴになってしまい、あまり学校に行かなくなる。(この事件については、話せば長くなるやつなので割愛します。勝手に「事件」と呼んでいるだけで、そんなに大したことではありません。)
はい、これですね。
小学校3年生の時、穴子に起こった、ある事件。実はね、2つあるんです。
今回はどうして穴子は学校に行かなくなったのか、その真相に迫っていきたいと思います。
なんか、自分で書いてて興味なさすぎて笑っちゃうね。まあ、ごゆっくり、読んでね〜
【リコーダー合奏事件】
まず一つ目はリコーダー合奏事件です。
それは、小学3年生の春。
私の実家は小学校から結構近くて、毎朝時間には余裕がありました。
その日はたまたま余裕をぶちかましすぎまして、学校に遅刻していきました。2時間くらい。(おい)
1時間目、2時間目の授業が終わり、その後の中休み(20分休憩)の間に登校しようかな〜なんて考えていたんですが、なんとなくそのタイミングも逃してしまって3時間目の授業の途中から参加することにしました。
当時の私は、わりかし自由奔放で、遅刻して学校に行くことがそんなに悪いことだとは思っていませんでした。今考えるとおいおい…な感じですが、両親が共働きだったので、「早く学校に行きなさい攻撃」を喰らわずにすんでいました。
っていうか、「中休み」って響き、懐かしすぎ。
仕事でも欲しいな、中休み。
話が逸れてしまいました、戻します。
その日の3時間目は音楽。
3年生で初めて習う、ソプラノリコーダーの合奏の授業でした。ピアニカ以外の楽器ができるのが嬉しくて、リコーダーの授業は大好きでした。
じゃあ遅刻しないで行きなよって思いますけどね。
授業は一つ上の階の音楽室で行われていたので、教科書とポケット歌謡集なんかが入った手提げカバンを持って意気揚々と階段を駆け上がって行った時、事件は起きました。
階段をのぼっている途中、音楽室からクラスメイトのリコーダーの合奏が聞こえてきたのです。
結論を言えば、それだけ。
しかし、階段をのぼればのぼるだけ鮮明に聞こえてくるその音に、恐怖のような感情を抱いたのを覚えています。
それはなぜか。
当時小学3年生だった私は、あることに気がついてしまったのです。
【突然の気付き】
「私って、必要ないんだ。」
本来そこにいるはずだった私がいなくても、
クラスメイトの合奏はこんなに綺麗な音で成り立っている。私抜きでもクラスのみんなはこんなに綺麗な演奏ができる。
そこに私は必要ない。
私が見えていないところにも他者は存在していて、それぞれの主観があって、それぞれの生活を営んでいる。私みたいな人間がごちゃ混ぜになってウヨウヨ生活している。
私のいない音楽室から聞こえてくるリコーダーの演奏によって、急に他者の存在に気付かされたんです。
まあ、当たり前っちゃ当たり前なんですけどそれまで自分の主観が全てだと思っていた私にとって、それはとても衝撃的なことだったのです。ほんとは幼児期にごっこ遊びとかしながら少しずつ気づいていくものなんですけどね。
どうしたのかな、幼児期の僕は。
で、ここからが劇的ネガティヴ。
「私は、生きていても仕方がない存在なんだ。」
そんな風に考えてしまったんです。
いやいやいや、早い早い早い。
小3よ!!?!??!?
私がいなくても、綺麗なリコーダーの演奏ができる
私がいなくても、変わらない日常をおくる
私がいなくても、地球は回る
当たり前ですよ???
当たり前なんですけど、私がいなくたって世界が動いていくことに初めて気付いてなんだか世界中から
「君はなんにも関係ないよ」って
「君なんかいらないよ」って
言われてしまった気がしたんです。
楽しく遊んでいた友達に、
急に仲間はずれにされてしまったような感覚。
急に自分が小さく感じて、寂しくて、悔しくて…
絶望しました。この世界に。
今考えれば、他者の存在に気づくにしては遅すぎたし、世界に絶望するには早すぎたなって思います。
生とか死というものがどんなものかははっきり解っていませんでしたが、とにかく私はこの世界にいらない、しょうもない者だと思い込んでしまっていたんですね。
抱きしめてあげたいよ、今なら。
結局授業には参加せず、そのままお家に帰りました。大声あげて泣きながら。
自分の存在が急に揺らいでしまったその日から、私はあまり学校に行かなくなりました。怖くて。やっと他者の存在に気付いたもんだから、今まで自分のことしか考えず、自由にというか、自分勝手に振舞っていた自分が恥ずかしくて、許せなくて。
あと、もう、しんどくて。
誰にも必要とされていない…ってなっちゃってたんで、何をしても楽しくない。楽しんじゃいけないって思っていました。小3なのに。
【どう思う??】
今こういう風に振り返ってみると、
えーーー!?!??!?そんな!!?!?
そんな風に考えちゃう!??!ってなったりしますけど、当時の自分は、大真面目に、真正面からこんなことを考えていたんです。荷が重かったろうに。
子どもって、無限だから。
(急に何を言い出す)
そう、子どもって無限だから。
昨日までなんともなく元気に走り回って遊んでた子が、急にネガティヴの沼にハマっちゃったりするから。
だからね、どうしてそう思うのか、
どうしたらその子の大切なものが守れるか。
やっぱり大人が考えていかなきゃいけないことだと思うのよね。
教育って、奥が深いよね。(ネタバレ??)
あらあら。また長くなってしまいましたね。
っていうかこれ、事件一つ目だからね??
まだあるからね???
続きは次回かな〜?
はい。なんだか自分語りというか、愚痴というか…なんかそんな感じになってしいまいましたが。
まあ、私のブログだからな。
好きなこと、書いてこーぜ!!
そんな感じでーーーす。
次回もたぶんこんな感じでーーーす。
読んでね〜〜〜〜
あっメッセージくださったM.Uさん!ありがとうございましたっ!!!今後も、読んでね〜〜〜!!
最後までご高覧いただきありがとうございます。
グー